病院の診察代がこっそり値上がり!? 騙されてはいけない医療費の裏側
こんばんは。
いつもあなたのお側に、ぽめ山です。
知らない間に医療費が値上がりしていました。
病院の診察代は定期的に見直されるって知ってました?
昨年12月末に、2016年4月から値上がりの方針が決まっていたんです。
まずは、どんな変更があったのかを見ていきましょう。
騙されてはいけない! 「総合的に安くなる」は嘘っぱち
- 医療費全体………+0.49%(医科+0.56%・歯科+0.61%・調剤+0.17%)
- 薬剤&治療材料…薬価-1.22%・材料価格-0.11%
どういうことか分かりやすく言えば、
「病院でかかる医療費(診察、入院、検査など)は高くなる」
「薬局でもらう薬代は安くなる」
と言うことです。
「薬代が安くなるから、治療費が高くなっても結果的には安いよね?」
と言う解釈になっています。
詳しくは厚生省の資料をご覧ください。
いやいやいや。
入院時のベッド代や患者の食事も全部値上がりってことだよね?
保険診療以外の自由診療(保険が利かない手術など)がますます高くなるよね。
高額医療費制度を使っても、老後にかかる医療費はうなぎのぼりですよ。
一応、この金額にしたものも理由があって
老後の医療費が安くなるから通われすぎると困るってことみたいだけど、まだまだ健康な若い人にとってみればいい迷惑じゃないか。
65歳以上は…とか、そういうルールにできなかったわけ?
と、素人的な八つ当たりをしてみる。
薬局での世間話にもお金がかかっていた!? しかも4月から値上がりするんです。
つぎに安くなったという薬のことについて掘り下げてみよう。
- 調剤+0.17%
- 薬価-1.22%・材料価格-0.11%
これ、どういうことかというと、
「薬の説明を受けたり、調合したり、渡したりする料金が高くなった」
「調合する薬品代とか、歯の詰め物とかの材料代が安くなった」
と言うこと。
多分、領収書を見ると全体的な金額は安くなってるはず。
でもね。ここが大きな落とし穴ですよ。
「お薬手帳」に処方された薬の説明を貼ってくれたり、レジュメを見せて説明してくれる"アレ"…。410円(患者3割負担で約120円)もかかってるんですよ。
同じ薬をもらいに行くと説明省かれてますよね?
「あれから具合どう?」とか世間話しているだけで。
"アレ"も情報提供や説明に入るので、おしゃべりするだけでお金がかかってるんです。
そんなわけで、
「説明を受けない」「同じ薬局で処方を受ける」
と言う形にすれば、僅かながら医療費の節約ができるのです。
薬の価格そのものは安くなっているので、薬をたくさんもらった方がお得です。
他にも病院での医療費をググッと下げる裏技もありますが、今日はこの辺で。